相手の候補者と面談した後、候補者からは面談後の事後アンケートが送られてきます。
面談後の転職意思についての回答は3つ選択肢から選べるようなっています。
それを見た上で、面談の結果を相手の候補者へ伝えるようにしてください。
相手の候補者からの回答に対する各対応については以下のとおりです
1. 「前向きにお話を進めたい」と返事があった場合
募集のお仕事に対して相手の候補者が前向きに進めたい場合でも、企業側の回答は当然、「前向きに進める」と「お断りする」の二つに分かれるはずです。
企業側としても「前向きに進める」場合は、その意向をメッセージで丁寧に伝えるようにしましょう。その場合は、「当社としても〇〇様の採用を前向きに検討していきたいと考えております。」「具体的には条件面や就業開始日についてご希望をお聞かせください。」と言った具合に、より前向きなメッセージを返信することを心がけましょう。
逆に、「お断りしたい」場合は、「前向きなご回答をいただいたにもかかわらず、大変残念ではありますが、〇〇様の採用に関しましては見送りとさせていただきます。」「ご理解の程、お願い致します」など極力丁寧にご返事いただくようお願い申し上げます。
2. もう少し検討したい
「もう少し検討したい」と回答があった場合は、企業側として「前向きに進めたい」と「お断りしたい」の二つの回答の前提に「前向きに進めたい」場合は、「時間をかけたい」相手の意向を汲んだ上、どれくらいなら「時間を待っていられるか?」を回答するようにしましょう。
例えば、「〇〇月の初めには、回答をもらえると助かります」や「見当いただいた上、〇〇日までには最終回答をお願いします」といったように返事をすると相手の候補者も返事をしやすくなります。
3. 選考を辞退したい
募集のお仕事に対して相手の候補者からお断りしたいと回答があった場合、「承知しました。〇〇様の希望に叶う仕事を見つけられること祈っております」など極力丁寧にご返事いただけると候補者も気持ち良く次に進めますし、候補者からの企業に対する評価も上がるので、簡潔且つ丁寧な返信を心掛けましょう。
4. 相手の候補者からの事後アンケート回答が来る前に結果を伝える場合
この場合は、率直に「大変残念ではありますが、今回の募集に対する〇〇様の採用は見送りとさせていただきます。ご理解の程、よろしくお願いします。」といった簡潔な内容で丁寧な回答するようにお願いします。